2019.11.23

【マンション買取実例集 No.2】~港区~

【物件概要】
区分:中古マンション
エリア:港区
築年数:昭和40年代
広さ:30㎡台、並びの2部屋

【ご相談内容】
●相続で引き継がれたお部屋です。
●登記の上では2部屋で、玄関ドアや各種ライフラインのメーター等も2部屋のままでしたが、
室内ではドア1枚分のスペースで繋がっており、実質1部屋としてご使用されていました。
●ご所有期間の長さから室内のコンディションが良好とは言い難かったこと(ほぼ分譲当時のままの状態)、
現況そのままのご売却の場合で買主様がローンを利用される際、現況では住宅ローンが利用できないこと、
登記通り1部屋ずつ売却をしようにも、室内で繋がっているため、最低限2部屋への復元まで必要なこと、
などの諸事情を勘案され、最終的に‘不動産買取’に決められました。

【売主様のメリット】
●登記簿上2部屋の物件であったため、売却時には最低限2部屋への復元が必要でした。
⇒復元工事‘だけ’を実施することもできますが、売主様には余計な費用負担となるため、現況での引き渡しとなりました。

●売主様ご自身が事務所でご使用されていましたが、室内にはまだお荷物がある状態でした。
⇒お引き渡しに関しては、ご契約締結後一定期間設けさせていただき、売主様のペースでのお引き渡しとなりました。

●マンション自体の築年数と、売主様のご所有期間の長さから、室内についてはリフォームが前提でした。
売主様ご自身でのリフォーム実施も方法として考えられますが、先行投資を行った上で想定される売却価格通りに
売却が進まないリスクがあります。
またリフォーム後の買主様(一般エンドユーザー様)に対する、引き渡し後の『瑕疵担保責任』が発生します。
⇒リフォーム未実施での現況引き渡し及び瑕疵担保責任免責により、金銭的なリスクや引き渡し後の精神的拘束
(瑕疵担保に該当する事柄が発生した場合にどうしよう……等)を解消することができました。

【まとめ】
不動産をご所有の方は、ご自身のご所有不動産そのものに対するご不安(今回のケースのような登記上の問題)や、
ご自身の現在の状況から生じるご不安(ご自身で事業をされており、不動産に対して時間的・肉体的時間や手間が
掛けられない等)など、様々なご不安を抱えていらっしゃる方も少なくありません。

2つとして同じ不動産がないことと同様、皆様それぞれの置かれている状況も千差万別です。
お一人お一人の状況に合わせ、最善の解決策をご提案させていただくとともに、皆様のご不安を解消することも
また我々の大きな役割だと思います。

不動産に対するお悩みをお持ちの方は、まずお気軽にご相談からお始めください。

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