2019.12.16

【マンション買取実例集 No.11】~渋谷区~

【物件概要】
区分:中古マンション
エリア:渋谷区
築年数:昭和50年代
広さ:60㎡台

【ご相談内容】
●売主様は決算期を控えた一般法人様でした。
●不動産の現況はファミリータイプで賃貸中のお部屋でした。
●ファミリータイプの賃貸中のお部屋の場合、ご売却に際して以下の点から購入層が絞られることが多々あります。
・賃貸中のため、住宅ローンが利用できず、またワンルームタイプのオーナーチェンジ物件と比較して、利回りが
低いケースが多い。
・ファミリータイプの場合、売買金額自体も高額になることが多く、現金での購入層が限られてくる。
(今回のケースの場合、都心の好立地であったことからより一層高額帯に該当しました。)
・賃貸中の場合は室内を確認することが出来ず、またファミリータイプであれば賃借人退去後のリフォーム工事に
かなり金額を要する可能性がある。
(現金での購入希望の方がいらっしゃった場合でも、将来的な金銭負担のリスクを敬遠される方は多いです。)

不動産買取においては、現状(今回のケースでは賃借人入居のままの状態)での投資対象として金額算出をする場合と
退去後の販売想定価格からの逆算で価格を算出するケースとがありますが、空室になった場合での算出価格と売主様の
ご希望売却価格との乖離が少なかったため、最終的に‘不動産買取’に決められました。

【売主様のメリット】
●今回のケースでは、上記の通り融資利用とともに購入層が限定されることが予想されました。
⇒一般エンドユーザー様を対象とした売却であれば、融資利用が限定されることになりますが(住宅ローン不可)、
不動産買取であればプロジェクト融資となるため、融資の限定は基本的にありません。
⇒不動産買取の価格算出において、賃借人付での投資対象としての価格算出と、賃借人退去までの一定期間保有し、
空室になった場合においての価格算出とがありますが、今回のケースでは賃借人退去後の空室の場合の想定算出し、
(ファミリータイプでのリフォーム最大値も考慮の上)金額のご提示となりました。

●売主様の事業のとの関係でご売却されることになりましたので、スムーズなお取引きのご対応が可能でした。
⇒不動産買取の場合では、いわゆる融資利用による解除がないためほぼご契約締結に至ると覆ることはなく、
また引き渡しまでの間に買主側の融資の進捗を心配する必要はありません。
一方で売主様のご希望スケジュールに合わせることも可能ですので、今回のケースのように不動産売却後の
資金アレンジの計画に合わせることが可能でした。

【まとめ】
不動産をご所有の方は、ご自身のご所有不動産そのものに対するご不安(今回のケースのようにファミリータイプで且つ
オーナーチェンジ物件としてご売却が可能かどうか)や、ご自身の現在の状況から生じるご不安(今回のケースのように
売却資金の使途やスケジュールに関してのご計画)など、様々なご不安を抱えていらっしゃる方も少なくありません。

2つとして同じ不動産がないことと同様、皆様それぞれの置かれている状況も千差万別です。
お一人お一人の状況に合わせ、最善の解決策をご提案させていただくとともに、皆様のご不安を解消することも
また我々の大きな役割だと思います。

不動産に対するお悩みをお持ちの方は、まずお気軽にご相談からお始めください。

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