2019.12.20

【マンション買取実例集 No.12】~中央区~

【物件概要】
区分:中古マンション
エリア:中央区
築年数:昭和50年代
広さ:50㎡台

【ご相談内容】
●売主様のご実家は九州地方で、お仕事をリタイア後、ご実家にお帰りになることからご売却となりました。
●一般エンドユーザー様向けにご売却活動を行うこともご検討されていましたが、売却活動に伴う諸手続きに対する
ご不安や煩雑さ(『いつ』『いくら』でご売却が成立するかが不透明であること、九州に戻られてからご契約等の
お話になった場合に何度も東京と往復する必要性があること等)や、お引き渡し後のご不安(万一『瑕疵担保責任』
に該当するような事案が発生した場合へのご対応に対するご不安)、そして売主様が綿密に練られたお引っ越し等
全体のご計画をご検討をされ、また売却希望金額との乖離がほぼなかったことから‘不動産買取’に決められました。

【売主様のメリット】
●今回のケースでは、売主様が綿密に練られたお引っ越しのスケジュールにご対応できるかがポイントのひとつでした。
⇒売主様の立場から、通常は売買代金全額受領と同時に所有権と鍵を引き渡しでいただく必要があります。
すなわちお引っ越しを先に済ませ、空室の状態で売買代金受領日を迎えていただく必要がある、ということになります。
今回のケースでは、売買代金受領後所有権は当日移転しますが、鍵の受領に関しては一定期間猶予をもらい、引っ越し
完了後の鍵の引き渡しで構わないという条件付きでのお取り引きとさせていただきました。

●もうひとつのポイントは、ご実家に戻られるにあたり全てをきれいにした上でお引っ越しされたいとの点でした。
⇒不動産買取の場合は『瑕疵担保責任』については基本的に免責でお取り引きをさせていただきます。
すなわちお引き渡し後に『瑕疵担保責任』に該当する事案が発生した場合でも、売主様へ遡及することはありません。
一般エンドユーザー様へのご売却の場合に発生しうる、『瑕疵担保責任』事案に伴う引き渡し後のいわゆる精神的拘束
(瑕疵担保に該当する事柄が発生した場合にどうしよう……等)や金銭的リスクを回避することにも繋がり、結果的には
売主様のご希望通り、『きれい』な形でご実家にお戻りいただくことが出来ました。

【まとめ】
不動産をご所有の方は、ご自身のご所有不動産そのものに対するご不安(築年数や居住年数等による経年劣化や
傷、汚れ等)や、ご自身の現在の状況から生じるご不安(今回のご相談のように、お取り引きに際しての計画や
引き渡し後のご不安等)など、様々なご不安を抱えていらっしゃる方も少なくありません。

2つとして同じ不動産がないことと同様、皆様それぞれの置かれている状況も千差万別です。
お一人お一人の状況に合わせ、最善の解決策をご提案させていただくとともに、皆様のご不安を解消することも
また我々の大きな役割だと思います。

不動産に対するお悩みをお持ちの方は、まずお気軽にご相談からお始めください。

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