2020.11.10

【マンション買取実例集 No.52】~豊島区~

【物件概要】
区分:中古マンション
エリア:豊島区
築年数:昭和50年代
広さ:20㎡台

【ご相談内容】
●売主様はいくつか投資不動産をご所有されている一般法人様でした。
●法人様の所有されている不動産等を含め、資産整理を目的とされたご売却でした。
●賃借人が入居したままの状態(オーナーチェンジ)でのお取り引きでした。
●ワンルームマンションのオーナーチェンジ物件のお取り引き自体は珍しいケースではありませんが、
今回はいわゆる転貸借(賃借人が転貸人となり、更に賃貸借を行っている)ケースでした。
一般エンドユーザー様が融資利用の上でご購入をご検討される際に、特に投資用物件の場合は金融機関から物件自体の
評価によって融資が組めないケースがほとんどですが、不動産買取においてはその限りではありません。
加えてご希望売却価格との乖離が少なかったため、最終的に‘不動産買取’に決められました。

【売主様のメリット】
●今回のケースでは、オーナーチェンジ物件ということもあり、融資利用が限定されることが前提でした。
⇒一般エンドユーザー様を対象とした売却であれば、融資利用が限定されることになりますが(住宅ローン不可)、
不動産買取であればプロジェクト融資となるため、融資の限定は基本的にありません。

●転貸借という状態であったため、それぞれの賃貸借契約の内容等も含め、整理が必要な状況でした。
⇒マンションが好立地であったこともあり、転貸借が成り立っていたものと思われますが、売主様が購入時から
同様の状態であったため、売主様としてもそのまま賃料収入が入り続けていたことから特に疑問等もお持ちでは
ない状態でしたが、ご売却を機に一旦賃借人・転借人等とも整理をすることができました。

●売主様の資産整理が主目的でしたが、スムーズなお取り引きのご対応が可能でした。
⇒不動産買取の場合では、いわゆる融資利用による解除がないためほぼご契約締結に至ると覆ることはなく、
また引き渡しまでの間に買主側の融資の進捗を心配する必要はありません。
一方で売主様のご希望スケジュールに合わせることも可能ですので、今回のケースのように不動産売却後の
資産整理計画に合わせることが可能でした。

【まとめ】
不動産をご所有の方は、ご自身のご所有不動産そのものに対するご不安(今回のケースのようにオーナーチェンジで
且つ転貸借の状態であったこと)や、ご自身の現在の状況から生じるご不安(今回のケースのように資産整理を
主目的とされ、ご売却後の計画がある)など、様々なご不安を抱えていらっしゃる方も少なくありません。

2つとして同じ不動産がないことと同様、皆様それぞれの置かれている状況も千差万別です。
お一人お一人の状況に合わせ、最善の解決策をご提案させていただくとともに、皆様のご不安を解消することも
また我々の大きな役割だと思います。

不動産に対するお悩みをお持ちの方は、まずお気軽にご相談からお始め下さい。

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