2021.1.12

【マンション買取実例集 No.59】~台東区~

【物件概要】
区分:中古マンション
エリア:台東区
築年数:昭和50年代
広さ:50㎡台

【ご相談内容】
●売主様は施設に移られることになり、ご売却を進めることになりました。
●移転先の施設には必要なものだけを持っていかれる予定だったため、生活用品(家具・家電)等の残置をご希望でした。
●土地の権利が借地権(個人の地主様)であり、購入検討者側の融資利用が限定されるケースでした。
売主様ご自身のお体の具合と、不動産売却へのご対応(残置物の処分がご自身では行えないこと、長期間お住まいのため
ご売却に際してはリフォームが必須の状況であったこと、施設に移られた後にご売却活動を行うことが難しいことおよび
施設に移られる際の転居費用として不動産の売却資金が必要であったこと)と売却希望額との乖離が少なかったことから
総合的にご判断され、最終的に‘不動産買取’に決められました。

【売主様のメリット】
●今回のケースでは、売主様ご自身での残置物のご処分が出来ないことが前提でした。
●加えて室内についても、長期間お住まいになっていたお部屋でしたので、リフォーム必須の状況でした。
⇒不動産買取では、各売主様のご事情で室内に残置物がある状態であっても、必要なものさえお取り分けしていただければ
(=その他は処分させていただくことで問題ない状態にしておいていただければ)、残置物処分を前提としてお取り引きを
することが可能です。
⇒不動産買取の場合は、『瑕疵担保責任』については基本的に免責で
お取り引きをさせていただきます。
すなわちお取り引き後に『瑕疵担保責任』に該当する事案が発生した場合でも、売主様へ遡及することはありません。

●売主様が施設に移られることが決定しており、不動産売却活動へのご対応が難しい前提でした。
●施設への転居費用に不動産の売却資金を充当されるご予定でしたので、施設入居までに現金化する必要がありました。
⇒一般エンドユーザー様へのご売却活動の場合、『いつ』や『いくら』でご売却が可能かどうかは、実際に販売活動を行い、
具体的なお申し込みに至らない限り不透明な側面が大きいです。
⇒売主様の立場から、通常は売買代金全額受領と同時に所有権と鍵を引き渡していただく必要があります。
すなわちお引っ越しを先に済ませ、空室の状態で売買代金受領日を迎えていただく必要がある、ということになります。
今回のケースでは、売買代金受領後所有権は当日移転しますが、鍵の
受領に関しては一定期間猶予をもたせ、お引っ越し
完了後の鍵の引き渡しで構わないという条件付きでのお取り引きとさせていただきました。

ご売却を決意された売主様には、ご希望売却額に近い金額であれば『早く』・『簡潔に』ご売却を望まれる方も一定数いらっしゃいます。
今回のケースでは、『早く』・『簡潔に』ご対応することができました。

【まとめ】
不動産をご所有の方は、ご自身のご所有不動産そのものに対するご不安(リフォームが必須であること、また残置物の処分を
どうすればいいか)や、ご自身の現在の状況から生じるご不安(売却活動に対応できない、転居に際しての資金が必要である)
など、様々なご不安を抱えていらっしゃる方も少なくありません。

2つとして同じ不動産がないことと同様、皆様それぞれの置かれている状況も千差万別です。
お一人お一人の状況に合わせ、最善の解決策をご提案させていただくとともに皆様のご不安を解消することも
また我々の大きな役割だと思います。

不動産に対するお悩みをお持ちの方は、まずお気軽にご相談からお始め下さい。

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